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沖縄歴史民俗資料館

2017年5月に御菓子御殿 名護店内に沖縄歴史民俗資料館が移転オープンいたしました。

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文化や歴史を知る事ができる人形展

守礼門の前に立つのは、万国津梁の鐘を製造し、名君とうたわれる尚泰久王と王妃が並び、着物や装飾品なども細かく再現されております。
丁寧に仕上げられた人形達が、琉球王朝時代などに起きた歴史上の出来事を生き生きと伝えます。
琉球の最高神職に就任するための儀式、聞得大君の御新下り(あおらおり)や、女性が身を清めるための浜下り(ハマウリ)、エイサーなど様々な伝統行事の様子を見る事ができます。
年表や説明資料もありますので、沖縄が歩んできた歴史・文化に触れてみてはいかがでしょうか。

昔の生活には欠かせなかった古民具

館内の入口左手には、昔ながらの古民具が並び、生活の知恵や工夫、歴史の移ろいを感じさせます。
畳間に囲炉裏やかまどを忠実に再現し、機織りやひき臼、足踏み式脱穀機など、沖縄の先人達が使用した道具の数々が、過去にタイムスリップされたような空間を作りだしています。
名人によるシーサー、アイロンや鍋、黒電話など戦後間もない頃まで使われていた民具もあり、当時の暮らしを感じる事ができます。
また、様々な形をした世界の貝も多く展示されています。
人間国宝の貴重な陶器や、色あせない琉球漆器

館内の入口から中央にかけ、沖縄を代表する陶芸家の作品や、琉球王朝時代に中国から伝わったとされる鮮やかな琉球漆器などが並び、長い年月を経ても色あせない作品の数々が人々を魅了します。
迫力のある大きな琉球古典焼きや、沖縄が生んだ偉大な陶芸家、人間国宝の金城次郎作の壷や花瓶など、普段なかなか見る事ができない貴重な焼物を目の当たりにできます。
沖縄では焼物を「やちむん」と呼び、琉球王朝時代、陶芸家を那覇の壷屋に集め、陶器産業の振興に力を入れました。
その時に作られた焼物は壷屋焼きと呼ばれ、交易や幕府への献上品としても用いられました。
沖縄歴史民俗資料館とは

2017年5月に御菓子御殿 名護店内に沖縄歴史民俗資料館が移転オープンいたしました。
弊社、相談役の澤岻安信が40年以上かけて収集した陶器や漆器、古民具・人形など、沖縄の歴史や文化を知る事ができる貴重な資料を展示しております。
赤瓦の美しい琉球様式の建物の中には、時代を駆け抜けた先人達の暮らしや知恵、名工による焼き物や器など、いにしえの人々が築いた歴史を語り継ぐ数々の展示品に想いをはせながら、資料をご覧になる事ができます。

施設情報


住所 沖縄県名護市中山1024-1(御菓子御殿 名護店内)
電話番号 0980-54-8515(御菓子御殿 名護店共通)
閉館時間 10:00~18:00(夏季19:00)
最終受付:閉館時間の30分前

沖縄歴史民俗資料館 - Home

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